山口大学大学院 技術経営研究科
地域経済の自立的発展と、連鎖的イノベーションの創出を推進できる人材を育成
日本の各地域には、優れた技術シーズを持ちながら戦略的な事業拡大に繋がらない中小企業や、専門分野の知識と実践能力をもつ人材を抱えているものの、地域におけるイノベーション創出に繋げられない中核企業が多く存在します。
これらの企業に欠けているのは、経営者を技術経営の立場で支援する人材や、複数の技術分野を横断的に俯瞰できる戦略的マネジメント能力を持つ人材です。
山口大学専門職大学院技術経営研究科(専門職大学院)では、MOT(技術経営)教育を通して、技術と経営の双方に精通し戦略的思考ができる人材を育成し、地域経済の自立的発展と連鎖的なイノベーションの創出を目指します。
アドミッションポリシー
◆「教育理念」「目標」
科学技術及び企業経営の普遍的原理並びに最新の知識を統合し、イノベーションを持続的に創出するためのマネジメントの研究を行い、もって総合的・学際的な知識・教養・倫理観に立脚し、自身の課題並びに地域及び地球規模での資源の最適利用を考え、判断する能力を持つ人材を養成することを目的とします。
◆求める学生像
- 業、組織、地域、国内外などで自らが中核となってイノベーションに携わり、成果の創出や活用を目指した取り組みをしようとする人
- 企業経営や組織運営において、戦略的な視点から技術を活用した価値創造や経営課題解決に意欲を持つとともに実践に必要な理論や手法を習得して、自ら経営にあたる、経営層を補佐する、将来に向けて経営の一翼を担おうとする、などの意志を持つ人
- 知的資産の創出と活用、蓄積した業務経験の活用や体系化などに基づく新規起業や事業・職務の遂行における高度化などに挑戦的に取り組もうとする人
カリキュラムの特徴
本研究科のカリキュラムは基盤科目、展開科目および応用・演習科目から構成されています。
基盤科目では技術経営の基本的な考え方、また技術経営に関する専門知識を習得する上で基盤となる知識とスキルを修得します。
展開科目では基盤科目で修得した知識とスキルをベースに、マネジメント、知的財産、財務、地域、技術戦略など、各分野の専門知識を学びます。
応用・演習科目では実践的な課題に取り組むことによって、思考力とスキルの向上を図ります。
◆個人別の履修指導
本研究科では入学時に受講生の経歴と希望を考慮した履修指導を行い、高度の戦略的思考力とスキルを備えた技術経営人材の育成を目指します。
◆地域に根ざした教育
本研究科のカリキュラムの特色の一つは、「地域」に関する科目を開設していることです。「地域経済論」と「地域イノベーション論」では、特に西中国地域を題材として地域におけるイノベーションと産業活性化について講義を行います。
修了要件
授業科目としては、必修科目・選択・選択科目・特定課題研究があります。2年次に通年で開講する特定課題研究を除き、すべて1科目2単位です。
必修科目6科目12単位、選択科目9科目18単位、選択必修科目3科目6単位、特定課題研究1科目4単位の履修が修了要件となります。
本研究科の修了者には、技術経営修士(専門職)の学位が授与されます。
| 科目群 | 種別 | 開講科目数 | 修了に必要な科目数 |
| 基盤科目 | 必修 | 6 | 6 |
| 展開科目 | 選択 | 23 | 9 |
| 応用・演習系科目 | 選択必修 | 4 | 3 |
| 特定課題研究 | 必修 | 1 | 1 |
カリキュラム
| 科目群 | 授業科目 | 種別 | 単位数 |
| 基盤科目 | 新産業創出論 | 必修 | 2 |
| プロジェクトマネジメント特論 | 2 |
| 知的財産権論 | 2 |
| 会計・財務特論 | 2 |
| 組織と人材マネジメント特論 | 2 |
| 企業経営特論 | 2 |
| 展開科目 | 経営戦略 | 経営戦略特論 | 選択 | 2 |
| 経営組織特論 | 2 |
| 戦略思考特論 | 2 |
| 国際経営戦略特論 | 2 |
| マーケティング戦略論 | 2 |
| 知的財産 | 知的財産戦略特論 | 2 |
| コンテンツビジネス法務特論 | 2 |
| 創造的問題解決特論 | 2 |
| 財務・経済 | 財務戦略特論 | 2 |
| 経済分析特論 | 2 |
| 地域 | 地域経済論 | 2 |
| 地域イノベーション論 | 2 |
| ベンチャー | ベンチャー資金戦略特論 | 2 |
| 研究開発型ベンチャー特論 | 2 |
| 技術戦略 | 技術戦略特論 | 2 |
| 技術評価特論 | 2 |
| 技術管理 | 生産管理特論 | 2 |
| リスク管理特論 | 2 |
| エンタープライズPM特論 | 2 |
| 企業倫理 | 2 |
| 先端技術 | 情報化製造技術特論 | 2 |
| 環境・エネルギー技術特論 | 2 |
| 科学技術政策 | 2 |
| 応用・演習系科目 | プロジェクトマネジメント演習 | 選択必修 | 2 |
| 商品開発演習 | 2 |
| 知的財産戦略演習 | 2 |
| ビジネスプラン演習 | 2 |
| 特定課題研究 | 必修 | 4 |
開講スタイル
2007年度から、宇部・北九州・広島の3箇所を教育拠点として、前期・後期それぞれ3クールで構成される開講スタイルを取っています。
1クールは5週間で、各授業科目はクール毎に開講します。各科目は毎週3コマ(90分×3回)ずつ合計15コマの授業が行われます。このような開講スタイルによって、集中的な知識伝授と十分な議論の時間を提供します。
履修例
平日の勤務で多忙な社会人に配慮した土曜主体の開講スタイルです。ほとんどの授業は土曜日に開講されます。休日の確保が可能な無理のない科目履修で必要単位が取得できます。
教育拠点
宇部教室
〒755-8611 山口県宇部市常盤台2−16−1 山口大学常盤キャンパス
北九州教室
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野3丁目8-1 AIM8F
広島教室
〒730-0036 広島県広島市中区袋町5-28 和光広島ビル3F
募集要項(平成21年度)
| 募集人員 | 15人 |
| 修了年数 | 2年 |
| 出願・選考日 |
| | 第1回 | 第2回 |
| 出願期間 |
H20年9月16日(月) 〜9月19日(金) | H21年1月26日(月) 〜1月29日(木) |
| 選考日 |
H20年10月13日(月、祝日) | H21年2月15日(日) |
|
| 選考方法 | 面接および出身大学等の成績証明書などを総合して判定します。 |
詳細・資料請求
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山口大学大学院 技術経営研究科
http://mot.yamaguchi-u.ac.jp/index.html